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デバッグツール
INtime®ソフトウェアでは、RTアプリケーションをデバッグするツールを提供しています。
INtime®開発環境には、以下に示されるようなデバッグ用ツールがあります。
Visual Studioデバッガ
INtime®はVisusal Studio環境と統合し、INtime®カーネルからVisualStudioデバッガに対するサービスを提供します。 使い慣れた開発環境を使用し、作成したリアルタイムアプリケーションをVisual Studioでデバッグしてください。
INtime®プロジェクトのデバッグを開始する際、INtime®プロジェクト設定上でターゲットノードを選択します。 ローカルシステム、INtime® Distributed RTOSbノードのケース共に、デバッガにてノードを選択する前にカーネルが開始されている必要があります。
ターゲットノードがINtime® for Windowsランタイムシステム(開発ツールが含まれない場合)の場合、下のRemote debugging capability:リモートデバッグ機能(WinNtxProxy.exe)を参照してください。
Visual Studioデバッガ

Spiderデバッガ
マルチスレッドデバッガです。SpiderデバッガによりRTアプリケーションのソースコード、シンボルレベルデバッグを行うことができます。 Spiderデバッガを使用することによりVisual Studio環境で作成されたリアルタイムアプリケーションに対して、高レベルなデバッグが可能となります。
Spiderデバッガにアクセスするためには、スタートメニューの「すべてのプログラム」の [INtime®] > [Spider Debugger] から行います。
詳細情報はSpiderデバッガに付属するヘルプファイルをご参照ください。
Spiderデバッガ

Remote degguging capability:リモートデバッグ機能
WinNtxProxy.exeにより、開発環境がインストールされていないINtime®実行環境(リモートターゲットシステム)のリアルタイムアプリケーションをデバッグするための機能が提供されます。
WinNtxProxy.exeにより、開発環境がWindowsローカルエリア接続を介してINtime®実行環境と接続する機能を提供することにより、開発環境上でINtime® ExplorerやINscopeツールをINtime®実行環境に対して使用することも可能となります。
リモートデバッグ

System Debug Monitor:システムデバッグモニタ(SDM)
ハードウェアデバッグモニタ。SDMを使用して、逆アセンブルコードを表示し、ブレークポイントの設定や実行、マイクロプロセッサ上のレジスタの表示と変更、及びメモリ内容の表示と変更を行うことができます。
32ビットのプロテクトモードモニタであるSDMは、アーキテクチャプロセッサのマイクロプロセッサをサポートしています。SDMには、プロセス、スレッド、メールボックス等、INtime®カーネルオブジェクトの情報を表示する機能が含まれています。
SDMを使用し、INtime®カーネルにより保持されるデータ構造を解釈します。
(例:INtime®ソフトウェアシステムコールやスタック、GDT、Multibus IIシステムのバックプレーン経由で転送されたメッセージ等)