FWL (ファームウェアライブラリ)
■ 標準FWL 一覧
INplcの標準機能として、下記のファームウェア ライブラリを使用することができます。
No |
FWL |
機能概要 |
詳細情報 |
1 |
ProConOS FWL |
IECの標準ファンクション以外に使用できるProConOS用のFU/FBのFWL |
詳細はこちら |
2 |
ビット操作 FWL |
データに対するビット操作を行う為のFWL |
詳細はこちら |
ProConOS ファンクション
IEC の標準ファンクションに加えて、ProConOS ファンクションが使用できます。
No |
ファンクション |
説明 |
1 |
COLD_RESTART |
コールド リスタートを実行します。 |
2 |
CONTINUE |
プログラムの実行を継続します。 |
3 |
HOT_RESTART |
ホット リスタートを実行します。 |
4 |
IMEMCPY |
データ領域処理 |
5 |
MEMCPY |
データ領域処理 |
6 |
MEMSET |
データ領域処理 |
7 |
RD_*_BY_SYM |
PDD の記号変数から値を読み出します。 |
8 |
WARM_RESTART |
ウォーム リスタートを実行します。 |
9 |
WR_*_BY_SYM |
PDD の記号変数へ値を書き込みます。 |
ProConOS ファンクション ブロック
IEC の標準ファンクション ブロックに加えて、ProConOS ファンクション ブロックが使用できます。
No |
ファンクション ブロック |
説明 |
1 |
*_TO_BUF |
データ型、配列またはユーザが定義した構造体の要素をバイト ストリームへコピーします。 |
2 |
BUF_TO_* |
データ型、配列またはユーザが定義した構造体の要素へバイト ストリームをコピーします。 |
3 |
CLR_ERROR_CATALOG |
エラー カタログ全体を削除します。 |
4 |
CLR_OUT |
I/O イメージのすべての出力を 0 にセットします。 |
5 |
DERIVAT |
時間についての微分 |
6 |
EVENT_TASK |
イベント タスクの実行をトリガします。 |
7 |
FILE_CLOSE |
ファイルを閉じます。 |
8 |
FILE_OPEN |
ファイルを開き / 作成します。 |
9 |
FILE_READ |
ファイルからデータを読み込みます。 |
10 |
FILE_REMOVE |
ファイルを削除します。 |
11 |
FILE_SEEK |
ファイル内のどこかにファイル マーカをセットします。 |
12 |
FILE_TELL |
ファイル内のファイル マーカの現在位置を決定します。 |
13 |
FILE_WRITE |
ファイルへデータを書き出します。 |
14 |
FPID |
比例 + 積分 + 微分制御 (2 種) |
15 |
GET_ERROR |
エラー カタログに保存されたエラーの詳細情報を提供します。 |
16 |
GET_ERROR_CATALOG |
エラー カタログの現在の内容情報を提供します。 |
17 |
GET_SYM |
PDD 中の変数の記号名を検索します。 |
18 |
INTEGRAL |
時間についての積分 |
19 |
PID |
比例 + 積分 + 微分制御 (3 種) |
20 |
PLC_STOP |
PLC を停止します。 |
21 |
RD_BOOL_BY_SYM |
PDD の記号変数から値を読み出します。 |
22 |
RD_INPUT_GROUP |
I/O イメージの入力グループの値を読み出します。 |
23 |
RTC_S |
日付と時刻を文字列に書き込みます。 |
24 |
WR_BOOL_BY_SYM |
PDD の記号変数に値を書き出します。 |
25 |
WR_OUTPUT_GROUP |
I/O イメージの出力グループの値を書き込みます。 |
26 |
WRITE_RETAIN |
保持データをバッファ メモリ領域に書き込みます。 |
ビット操作ファンクション
No |
ファンクション |
説明 |
1 |
BIT_TEST |
ビット文字列の 1 ビットの値を読みます。 |
2 |
GET_CHAR |
文字列から 1 文字を抽出します。 |
3 |
GET_LSB |
ビット文字列の下位バイトの値を読みます。 |
4 |
GET_MSB |
ビット文字列の上位バイトの値を読みます。 |
5 |
I_BIT_IN_* |
ビット文字列の 1 ビットを反転します。 |
6 |
PARITY_* |
セット ビット数が偶数か奇数かをチェックします。 |
7 |
R_BIT_IN_* |
ビット文字列の 1 ビットをリセットします。 |
8 |
S_BIT_IN_* |
ビット文字列の 1 ビットをセットします。 |
9 |
SET_LSB |
ビット文字列の下位バイトに値を書きます。 |
10 |
SET_MSB |
ビット文字列の上位バイトに値を書きます。 |
11 |
STRING_TO_BUFFER |
文字列の文字をバッファにコピーします。 |
12 |
SWAP |
ビット文字列の上位バイトと下位バイトを入れ替えます。 |
■ 拡張ユニット用FWL 一覧
下記のファームウェア ライブラリを使用することができます。
シリアルコミュニケーションFWL (RS-232C/485)
No |
ファンクションブロック |
説明 |
1 |
RS_OPEN |
コネクションを接続する |
2 |
RS_CLOSE |
コネクションを切断する |
3 |
RS_SEND |
データを送信する |
4 |
RS_RECV |
受信したデータを読み出す |
5 |
RS_R_LEN |
受信バッファ内のデータサイズを取得する |
6 |
RS_STS |
回線状態を取得する |
7 |
RS_L_CTR |
回線を制御する |
※標準COMを使用しない場合はオプションが必要です。
こちらをご覧ください。
Ethernet TCP/UDP サーバ/クライアントFWL
No |
ファンクションブロック |
説明 |
1 |
ET_OPEN |
コネクション接続FB |
2 |
ET_CLOSE |
コネクション切断FB |
3 |
ET_SEND |
データ送信FB |
4 |
ET_RECV |
データ受信FB |
※標準LAN、または増設LAN カードが必要となります。使用できるLANについては
こちらをご覧ください。
EtherCAT® FWL
No |
ファンクションブロック |
説明 |
1 |
ECAT_Reset |
制御テーブルの値を初期化するFB |
2 |
ECAT_SetEventFilter |
診断イベントフィルタ設定FB |
3 |
ECAT_SlaveCheck |
スレーブ接続状態取得FB |
4 |
ECAT_GetStatus |
診断情報取得FB |
5 |
ECAT_SetState |
マスターステート変更FB |
6 |
ECAT_CoER |
CoE読み込みFB |
7 |
ECAT_CoEW |
CoE書き込みFB |
8 |
ECAT_WaitForCyclic |
Masterサイクリック処理の開始をチェック するFB |
9 |
ECAT_FindSlave |
VendorID, ProductCode, Instance を持つスレーブのスレーブ詳細情報取得 FB |
10 |
ECAT_ReadODByAlias |
指定エイリアスを持つスレーブの指定インデックスからデータを読み取る FB |
11 |
ECAT_WriteODByAlias |
指定エイリアスを持つスレーブの指定インデックスへデータを書き込む FB |
12 |
ECAT_GetViosInOffset |
指定エイリアスを持つスレーブのVIOS IN領域オフセット値を取得する FB |
13 |
ECAT_GetViosOutOffst |
指定エイリアスを持つスレーブのVIOS OUT領域オフセット値を取得する FB |
14 |
ECAT_ReadByte |
VIOS IN領域から8ビットデータを読み取る FB |
15 |
ECAT_ReadWord |
VIOS IN領域から16ビットデータを読み取る FB |
16 |
ECAT_ReadDword |
VIOS IN領域から32ビットデータを読み取る FB |
17 |
ECAT_WriteByte |
VIOS OUT領域へ8ビットデータを書き込む FB |
18 |
ECAT_WriteWord |
VIOS OUT領域へ16ビットデータを書き込む FB |
19 |
ECAT_WriteDword |
VIOS OUT領域へ32ビットデータを書き込む FB |
20 |
ECAT_ReadbackByte |
VIOS OUT領域から8ビットデータを読み取る FB |
21 |
ECAT_ReadbackWord |
VIOS OUT領域から16ビットデータを読み取る FB |
22 |
ECAT_ReadbackDword |
VIOS OUT領域から32ビットデータを読み取る FB |
23 |
ECAT_GetSlaveCount |
コンフィグレーション(XML)定義上のスレーブ数を取得する FB |
24 |
ECAT_GetSlaveStatus |
対象スレーブのステータス状態を取得する FB |
25 |
ECAT_RequestAsyncOutputs |
サイクリック周期とは別に、非同期に出力を開始する FB |
※使用するにはオプションが必要です。
こちらをご覧ください。
INplc・INtime®機能 FWL
No |
ファンクションブロック |
説明 |
1 |
mn_IMEMCPY |
データコピーFU |
2 |
LookUp |
オブジェクトハンドル取得FB(立ち上がり時実行) |
3 |
LookUpE |
オブジェクトハンドル取得FB |
4 |
SendSem |
セマフォ:ユニットリリースFB(立ち上がり時実行) |
5 |
SendSemE |
セマフォ:ユニットリリースFB |
6 |
WaitSem |
セマフォ:ユニット受信FB(立ち上がり時実行) |
7 |
WaitSemE |
セマフォ:ユニット受信FB |
8 |
ReadMem |
セグメント:データ読み込みFB(立ち上がり時実行) |
9 |
ReadMemE |
セグメント:データ読み込みFB |
10 |
WriteMem |
セグメント:データ書き込みFB(立ち上がり時実行) |
11 |
WriteMemE |
セグメント:データ書き込みFB |
12 |
InByte |
I/Oポート:データ読み込み(1バイト)FB |
13 |
InWord |
I/Oポート:データ読み込み(2バイト)FB |
14 |
InDWord |
I/Oポート:データ読み込み(4バイト)FB |
15 |
OutByte |
I/Oポート:データ書き込み(1バイト)FB(立ち上がり時実行) |
16 |
OutByteE |
I/Oポート:データ書き込み(1バイト)FB |
17 |
OutWord |
I/Oポート:データ書き込み(2バイト)FB(立ち上がり時実行) |
18 |
OutWordE |
I/Oポート:データ書き込み(2バイト)FB |
19 |
OutDWord |
I/Oポート:データ書き込み(4バイト)FB(立ち上がり時実行) |
20 |
OutDWordE |
I/Oポート:データ書き込み(4バイト)FB |
21 |
SendLog |
ログ出力FB |
22 |
mn_RTC_S |
システム日時取得 |
23 |
SaveArea_M |
共有メモリ領域(Mエリア)のデータ保存 |
24 |
SaveArea_I |
入力信号領域(Iエリア)のデータ保存 |
25 |
SaveArea_Q |
出力信号領域(Qエリア)のデータ保存 |
26 |
LoadArea_M |
共有メモリ領域(Mエリア)へのデータ展開 |
27 |
LoadArea_I |
指定ファイルのデータを入力信号領域【Iエリア】に展開します。 |
28 |
LoadArea_Q |
指定ファイルのデータを出力信号領域【Qエリア】に展開します。 |
Windows機能 FWL
No |
ファンクションブロック |
説明 |
1 |
Sound_Play |
WAVEファイル再生 |
2 |
Sound_Stop |
WAVEファイル停止 |
3 |
Sound_State |
WAVEファイルの再生状態を取得します。 |
4 |
Win_Shutdown |
Windowsシャットダウンを行います。 |
5 |
ExecuteFile |
指定したファイルを実行します。 |
6 |
WinTimeSet |
Windows時刻設定します。 |
7 |
WinDateSet |
Windows日付設定します。 |