リアルタイム制御システム

■ はじめに

長年培ってきたPC制御ソリューションの開発経験と、本ページで紹介する要素技術を活用し、お客様のニーズに応えるリアルタイム制御システムを構築いたします。
リアルタイム制御システムに関するご相談や具体的なシステム提案・受託開発については、どうぞお気軽にお問い合わせください。

■ 要素技術

以下のような幅広い技術を採用することで、お客様のニーズに応じたリアルタイム制御システムを構築します。

１．IPCを使用

	①	汎用性が高く、国際的な標準規格に準拠
	②	Windowsアプリと制御タスクを並列実行し、リソースを効率的に活用

２．リアルタイムOS「」の活用

	①	10000分の1秒単位の制御処理が可能
	②	専用ハードウェアからの脱却

３．オープン技術を使用

	①	オープンな開発環境(C/C++,C#等、汎用的なプログラミング言語)を使用
	②	汎用ハードウェア/ソフトウェアを使用

４．ハードウェア機能をソフトウェアで

５．統合制御

	①	情報処理(GPOS)と制御機能(RTOS)を1台のPCに統合
	②	システム全体の効率化とコスト削減を実現

RT-edge

６．情報処理、制御処理は機能ごとに部品化（コンテナ）して再利用

７．EtherCAT 他多数の産業用ネットワークに対応

	①	コントローラ通信
		FL-net、CC-link IE Control 等
	②	フィールドバス通信
		EtherCAT、CAN、CANFD、CC-link、CC-link IE Field、MODBUS/TCP 等
	③	その他
		シリアル通信(RS-232C、RS-422/485)、外部通信(OPC UA、MQTT等)

８．制御軸数最大60軸高速モーション制御

制御軸数最大60軸、制御周期最速250マイクロ秒、最大同期軸数4軸

９．最大I/O点数 ※

	①	ボード 4 x 128(チャネル) = 512点
	②	EtherCAT 8(チャンネル) x 250 = 2000点 (通信時間 1ms以内)

※INplc-3010コントローラベース（PCI x 3 ＋ PCIe x 1カスタマイズ仕様）

■ 事例

1	半導体制御装置	マウンター、テーピング装置、ダイシングマシン、熱処理工程等
2	工作機械	放電加工機、マシニングセンタ等の制御部
3	検査・評価装置	エンジン検査装置、モータ評価装置
4	プロセス制御	ガスプラント監視制御システム、太陽光発電電力量監視システム
5	鉄鋼設備	溶融金属内の不純物検出装置、溶鋼内の温度検出および成分状態解析
6	造船用機器	ディーゼルエンジンの燃焼状態解析装置

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