リテインコンテナ
最終更新日:2025/2/19
■ 概要
リテインコンテナはRTCDに展開されたタグのデータの保管/復元を行います。
リテインコンテナを導入することで電源断によるデータの紛失を防ぐことができます。
■ 特長
XMLファイルでの自由なタグの組み合わせ
保存するデータ(タグ)は、XMLファイルで自由に定義できます。プログラミングの必要はありません。
保管・復元のタイミングは自在
電源断時にリテイン保管は自動で行われます。
また、復元・保管は任意のタイミングで実行可能です。
以下にリテイン保管・復元の流れを示します。
■ 仕様
動作プラットフォーム |
工業用PC |
基本ソフト |
Windows 10 Enterprise 64ビット |
RT-edge バージョン |
3.7.2以降 |
リテインフォーマット
ファイル形式 |
バイナリ形式 |
ファイル名 |
EgRetain.bin |
ファイルサイズ |
最大 8 MB (INT型タグ換算で約400万分) |
保存パス |
>C:\RTedge\bin (デフォルト) |
■ RTCD設定
リテインコンテナではリテイン対象とするタグの設定を行います。
タグ参照の追加
例として、他のコンテナ/サービスに定義されたタグ「TagTest_0001」を新規にリテイン対象とする場合は、TagRefs_INエレメントに定義を追加します。