■ ESEC2016  第19回組込みシステム開発技術展  出展のご報告

ESEC 2016 (第19回組込みシステム開発技術展　5月11～13日・東京ビッグサイト)が開催され、
弊社マイクロネットも自社ブースを出展し、多くのお客様にご来場いただきました。
ご来場いただいたお客様に御礼申し上げます。
おかげさまで３日間とも大盛況のうちに幕をとじることができました。
今回は、マイクロネットのIoT対応のPCベース・コントロールソリューション  「トレーサブルコントローラ」
をテーマにデモ展示を行いました。

リアルタイム計測制御エンジンに「INplc」を搭載したトレーサブルコントローラのデモです。
EtherCAT®のマスタースタックスレーブを用いて、センサーとモーターを組み合わせたピンポン跳ね上げ制御を
行うデモを展示しました。

トレーサブルコントローラの持つトレーサブル機能により、ピンポンからの集計データ及び警告データを保存し、モバイルWifi経由でWWWサーバへデータを送信します。
WWWサーバでは、そのデータをもとにhtmlファイルを生成し、ESEC会場に配置したモバイル端末で閲覧可能なシステムを構築しました。

株式会社ADLINK様のPC MXE-200で作成したコントローラのエンジン部に、
リアルタイムOS INtime®を搭載し、INtime®用のEtherCAT®のマスターソフトウェア RSI-ECAT、
株式会社テクノ様のモーションライブラリ製品【RTPL-EC】を用い、
株式会社パナソニック様のEtherCAT®対応サーボモーターモジュール3軸を制御し、
天吊り状のスパイダー制御を行うデモを展示しました。

Atom®CPUを搭載した小型の産業用PCをコントローラとして、
  1) EtherCAT®による高速かつ正確な３軸同期制御
  2) 制御を実現しながら、制御情報をコントローラ上のWindowsでHMI表示
を実現したデモを展示しました。

リアルタイム計測制御エンジンに「INplc」「RT-Motion」を搭載したトレーサブルコントローラのデモです。
I/OインターフェースにEtherCAT®を利用して、㈱パナソニック様のEtherCAT®対応サーボモータ３軸を
高速同期制御しました。
サーボモータの制御データは、トレーサブルコントローラの機能により、制御データとして
コントローラに蓄積されます。
トレーサブルコントローラのプラットフォームには㈱コンテック様の産業用PC「BX-220D-DC761211」を
利用しました。

リアルタイム計測制御エンジンに「INplc」「RT-C言語コントローラ」を搭載したトレーサブルコントローラのデモです。
ソフトウェアPLC「INplc」では、ラダー言語によるデジタル入出力の制御を行い、
「RT-C言語コントローラ」では、C#で山洋電気㈱様のEtherCAT®対応サーボモジュールの制御を行いました。
それぞれの制御データは、トレーサブルコントローラの機能により、コントローラ自身に制御データとして
蓄積されます。
トレーサブルコントローラのプラットフォームには㈱インタフェース様の産業用PC「ITC-B3620(W7)」を
利用しました。

トレーサブルコントローラ(INtime®)、トレーサブルコントローラ(INplc)などの開発環境を体験していただくデモです。
汎用の開発環境であるVisualStudioや国際標準規格のPLC開発環境MULTIPROGの開発環境を体験していただき、その開発のしやすさ等を体感いただきました。

PCプラットフォームでのリアルタイムソリューションを提供する【INtime®】【INplc】は、 おかげ様で年々お客様の話題にのぼる機会が増えてきました。 今回は当社ブース以外にも、パートナー企業様の各ブースにおいてデモの展示をさせて頂くことができました。

丸文(株)様ブース

ADLINK様の産業用PC MXC-6201DにソフトウェアPLC製品 INplcを組込み、ミリ秒精度の制御周期にて
ピンポンの跳ね上げ制御を行うデモを展示していただきました。

PFU様ブース

PFU様のEtherCAT®マスターカードとソフトウェアPLC製品 INplcの組み合わせによるピンポンデモを展示 していただきました。

Vecow様ブース

台湾の産業用PCベンダー VECOW様の産業用PC ECS-7700にて３軸のEtherCAT®モーションの高速同期制御デモを展示していただきました。

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