■ ESEC2014  第17回組込みシステム開発技術展  出展のご報告

ESEC 2014 (第17回組込みシステム開発技術展　5月14～16日・東京ビッグサイト)におきましては、お忙しい中ご来場を賜りまして、誠にありがとうございました。 おかげさまで３日間とも大盛況のうちに幕をとじることができました。 今回弊社では、“産業用PCでリアルタイム制御” をテーマに、リアルタイムOS【INtime®】やソフトウェアPLC【INplc】を用いた といったコンセプトのデモ展示を行いました。

1台のPCにリアルタイムOS【INtime®】と今話題のEtherCAT®を搭載させ、250μs精度の３軸同期制御デモを展示しました。 Windowsも搭載しているので、HMIアプリケーションとの連携も非常に簡単に実装できます。 高性能なモーション制御コントローラとしての機能を発揮し、多くのお客様からご注目いただきました。

お客様のお好きなPCプラットフォームにて、MECHATROLINKのマスタコントローラを作成することができます。
PCの持つ強力な処理能力をそのまま高速処理に活かすことができます。

PCプラットフォームにてリアルタイムOS【INtime®】技術を用いたPLC製品【INplcコントローラ】を展示しました。
【INtime®】がベースとして動作しており、Windowsのみでは実現できないリアルタイム性能を持ったPLCコントローラです。 DIO/AIOの制御と同時に、今話題のEtherCAT®のスレーブ機器も制御可能です。

従来沢山のハードウェアを接続していたシステムのシミュレーションを、たった1台のPC上にソフトウェアを入れるだけで実現させたのが、 【リアルタイムI/Oシミュレータ】です。 通常のWindowsアプリケーションでは実現不可能な1ミリ秒以下(最速250μs)の、高速かつリアルタイムな信号入出力が可能です。

【INtime®】に用いるリアルタイムアプリケーションの開発プラットフォームとしてVisual Studioが利用できます（最新のWindows8 &VisusalStudio2012対応済）。 Windowsアプリケーション開発経験をお持ちであれば、開発やデバッグが非常に容易です。 あわせて、世界標準のソフトPLC開発環境“IEC61131-3規格”に準拠した【INplc】の開発環境も展示しました。

PCプラットフォームでのリアルタイムソリューションを提供する【INtime®】【INplc】は、 おかげ様で年々お客様の話題にのぼる機会が増えてきました。 今回は当社ブース以外にも、パートナー企業様の各ブースにおいてデモの展示をさせて頂くことができました。

(株)コンテック様ブース

コンテック製PCにリアルタイムOS【INtime®】を搭載し、250μs精度で３軸同期制御をするデモを展示しました。
この展示ではPCがEtherCAT®コントローラとなり、スレーブ機器を高速に制御しています。

Windows PC上で簡単・キレイに画面を描けるHMIソフトウェア【ACTIVE TOUCH】。GUIとして、刻々と変化するリアルタイム情報を収集・表示します。 共有メモリを介することでWindowsアプリケーションやリアルタイムアプリケーションとのやり取りが可能。 もちろんPCとして持つファイル入出力機能やデータロギング機能なども利用できます。PLCとの接続も非常に簡単です。

丸文(株)様・岡谷エレクトロニクス(株)様ブース

ソフトPLC【INplc】を搭載したPCによるピンポンデモを展示しました。 PCをセンサーとモーターの制御コントローラとして用い、 落下するピンポン玉を検知してプラスチックの棒で跳ね上げ続けるというデモです。