はじめに
この内容は、RSI-ECAT-Studio の情報です。
通常、スレーブを接続してコンフィグを行いますが、スレーブが無い状況でもコンフィグレーションすることが可能です。
1. ESIファイルの設置、読み込み方法
1) メニューバーより、Actions -> Open slaves library folder をクリックします。
2) 開かれた先がESIファイルの置き場所になります。この場所へ使用したいEtherCAT®スレーブ用のESIファイルを配置してください。
3) ESIファイル配置後、Explorerを閉じ、メニューバーより、Actions -> Reload slaves libraryをクリックし、ESIファイルをロードします。
2. スレーブの追加方法
1) メニューバーから View を開き、Show slaves library にチェックが入っていることを確認してください。チェックが入っていない場合は、チェックを入れてください。
2) ウィンドウの一番右側に、スレーブライブラリ一覧が現われます。ここから必要なスレーブをドラッグ&ドロップして Master 1へ追加していきます。
3. スレーブの削除方法
1) 該当のスレーブを選択して右クリックを押し、ポップアップメニューから、Delete Slaveをクリックすることで削除できます。
4. Process Image の配置方法をツリー順に変更
1) 左ツリーウィンドウより "Master 1" を選択後、Process Imageタブを選択します。
Create by tree view をクリックし、選択状態にします。この設定により、左ウィンドウのツリー表示順に、メモリオフセットが割り当たるようになります。
※ デフォルトでは、スレーブを追加した順番に Process Image へマップされることになります。
オフラインコンフィグレーションでは、スレーブの順番を入れ替えたり、後からスレーブを追加することもありますので、ツリー表示と Process Image を一致させるために、この設定が必要になります。
5. コンフィグレーションのエクスポート
1) ツールバーより、Export Master Configuration KPA ボタンを押して、コンフィグした内容をENIファイルとして保存します。