IoT ゲートウェイプラットフォーム構造とは、IoT
ゲートウェイの基本機能をベースとし、お客様のニーズに合わせてハードウェア、ソフトウェアを自由に追加選択できます。
「IoT ゲートウェイプラットフォーム構造」の要素技術は「PC アーキテクチャ」「"RTCD"(Realtime Common Data)」「通信インターフェース」から構成されます。
①PCアーキテクチャ
本製品はPC アーキテクチャ( 互換CPU とWindows)を搭載したPC で動作します。特定のPC メーカーや機種に限定することなく様々なメーカーのPC
を利用することができることにより、短期間で調達できること、複数のベンダーから調達ができること、故障時の交換品など調達性や保守性に優れております。
②RTCD"(Realtime Common Data)
本製品には"RTCD"(Realtime Common Data)と呼ぶ共有データ構造を採用しており、PLC やフィールドバス、クラウドサーバー等の外部システムからのデータを蓄えたり、
呼び出して利用することができる、本製品の中核となる部分です。お客様(OEM)にはこの"RTCD"にアクセスするためのアプリケーションプログラミングインタフェース
(API)を提供することにより、お客様のほうで自由に機能が追加できます。
③通信インターフェース
外部機器及び外部システムとの通信インターフェースは、PC に標準搭載されているLAN ポートや拡張ボードが利用でき、様々な機器やセンサー、フィールドバス、PLC
メーカーのPLC
と接続可能です。従って、メーカーに依存しない多様なセンサー(温度、湿度、水位、照度、風量、物体の角度等)やPLC(三菱電機、オムロン、キーエンス、横河電機、富士電機等)のデータを収集し、データ蓄積したり、クラウドサーバーへ送信します。また、Windows
を実装することができるので、サードパーティ製ソフトウェア(データベースやHMI 等)が利用できます。例えば、RT-IoTgw の中にEXCEL やSQL
対応データベースを実装してエッジコンピュータとしても利用することができます。