日本の空をパラグライダーで飛ぶ。


青柳マネージャーに、なかなか体験できない空の世界の話をお聞きしました。
ハワイ オアフ島
2001年5月 ハワイ オアフ島
クロア牧場から海を見ながらのフライト
パラグライダーの楽しみ は、飛んで降りるものでは、太陽に暖められて上昇する空気(サーマル)の中に入り上がっていくことです。
上がっていくときのスピードは通常 3~5 m/秒ですが、上昇率の良い場合には秒速15m以上で上がる場合もあります。
僕の知り合いでは、南アフリカで秒速23mを経験している人がいますが、これは小さな竜巻の中に入ったと思われます(≧0≦)危険!!!
日本での最高高度は、甲府の白根山で標高700mから飛び立って標高4000mを超えた記録があります。世界では南アフリカで標高5000mを超えています。
右の写真は(写真下の)説明のとおり、テイクオフの様子なのですが、注目してほしいのはOctern(機体の名前)の色です。
色の注文を受け付けていない、この機体の製造メーカーに、特別にカラーをオーダーしたので世界にたったひとつしかない、自慢の1機なのです。
茨城県土浦市朝日峠_1
茨城県土浦市朝日峠_2
2005年9月9日 茨城県土浦市
朝日峠でのテイクオフ
長野県白馬 栂池スキー場
2002年10月 長野県白馬
栂池スキー場からのフライト
もうひとつの楽しみとしては、上昇気流を乗り継いで、どれだけ遠くに飛べるかを競ったり、同じく上昇気流を早く捕まえて、どれだけ早く目的地に到達するかを競う競技もあります。
飛行距離の日本記録は157kmで茨城の筑波から福島の二本松まで飛んでいます。高さ300mからスタートしての記録ですからすごいですね。世界記録では、アメリカのテキサスで約400kmです。
また、滞空時間を記録として飛ぶ事もあります。
滞空時間の世界記録は24時間で、沖縄での記録です。
(開発マネージャー 青柳)