RSI-CCIE 既知の問題

最終更新日:

KB016

9322 2023/9/22 2.1 対応予定 2023/9/22

マニュアルに不備がありました。

mdSendEx関数を使ってメッセージ送信を行うとエラーコード 6012h が返ることがありますが、この理由についての説明がマニュアルからは把握できませんでした。
6012hが返却されるのは「局単位保証」機能の仕様であり、通常局からの書き込みを排他的に実施しているために発生する現象です。

そのため、「局単位保証」機能を有効にした構成では、通常局からの書き込みが失敗する可能性を考慮して以下の対策を講じる必要があります。
+ mdSendEx関数が成功するまで、一定のインターバルを設けてリトライを実施する
+ 書き込み待ち時間(最大500μsec)を指定可能なmnSendEx_Wait関数を利用する

[修正対応]:この内容を次期バージョンで追記予定です。

6763 2019/7/19 2.1 修正済み 2019/8/1

INtime®6上においてCC-Link IEドライバ(RSICCIED.rta)の一部のスレッドが一般保護例外でサスペンド状態となります。

本現象発生中にmdApiStartup をコールした場合はステータスコードとして0x5002 が返却されます。
CC-Link IEドライバが旧Cライブラリを参照していたことが原因でした。

[修正対応]:RSI-CCIE Version 2.2にて修正されています。