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マイクロネットのソフトウェアPLCソリューション


ソフトウェアPLCとは?

標準のPCプラットフォーム上でソフトウェアとして動作するPLC。
PCプラットフォームで動作するため、最新のPC用CPUのハイパワーな演算機能とWindowsOSの豊富なアプリケーション機能をそのまま利用できるというメリットがあり、主にヨーロッパやその影響を強く受けている中国、韓国、台湾などアジア圏で多く利用されています。
詳しくは以下のページをご参照ください。
社長の一言「ソフトウェアPLC」

PC_PLCとINplc

製品名
特長 リアルタイムOS「INtime®」のC/C++言語のアプリケーションと共存する事を前提としたラダー言語ツール。
簡単なシーケンス作成などの作成に向くが、モーション制御やネットワーク通信といった高機能のファンクションなどは実装していません。
高機能の部分は、ユーザー自身がC/C++言語で作成します。
PLCエンジンProConOS(PHOENIX CONTACT Software GmbH)をベースとした本格的なソフトウェアPLC。
演算ファンクションからPIDファンクションまで、本格PLCとして様々なファンクションをご用意。
勿論、INtime®のC/C++言語プログラムとの連携も可能。
Windowsプログラムとの連携を行うためのOPCやAPIも用意しています。
導入方法 お使いのINtime®環境にインストール。 すぐ利用可能なINplcコントローラで提供。
INtime®ユーザーの場合は、OEMでの提供も可能。
(営業にご相談ください)
開発言語 ラダー言語のみ 国際標準
IEC61131-3準拠
5言語
(LD・FBD・ST・IL・SFC)
タスク数 1タスク 最大16タスク
(プライオリティベース)
多言語対応 日本語 / 英語 日本語 / 英語 /
ドイツ語 / フランス語 /
中国語
紹介Webページ PC_PLC INplc
カタログ
(PDF形式)
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PC_PLCとINplcとの違い

PC_PLCもINplcもリアルタイムプラットフォームとして、INtime®を採用している点は共通です。
このため、I/Oインタフェースについては、どちらもINtime®で利用可能なインタフェースは利用可能です。
(対応デバイス一覧 https://www.mnc.co.jp/INplc/kakucyou.htm)

大きな違いとして挙げられるのは、まず開発言語です。 PC_PLCは、開発言語はラダー言語のみとなっており、命令もブール代数とカウンター/タイマーだけのシンプルな命令体系となっており、数値演算の得意なC言語プログラムの補助としての言語の扱いです。
このため、PC_PLC単体で実現することのできる機能には限りがあり、簡単な処理だけであればPC_PLCだけでシステムを構築することも可能ですが、一般的にはC/C++言語のINtime®プログラムと組み合わせてシステムを構築することをお勧めします。

それに対してINplcは国産PLCにも使われているPLCエンジン「ProConOS」を搭載した本格的なPLCソフトウェアです。
IEC-61131-3に準拠した5つのPLC言語(LD・FBD・ST・IL・SFC)をサポートしています。
単体のPLCとして標準のファンクションも準備されており、それをそのままご利用いただけます。

機能面でも違いがあり、
制御可能なサイクルタイムはPC_PLCでは1.0ms、INplcでは0.1msとなっています。
タスク数はPC_PLCが1タスクのみなのに対して、INplcは最大16タスク(全てプライオリティベース)が動作します。

どちらを利用するのが良いのか?

上記に記述しましたように、PC_PLCとINplcでは、大きく開発環境が異なります。
システム開発をPLC言語をメインとする場合には、INplcをご利用いただくことをお勧めいたします。
すでにINtime®を使ってシステムを構築されているお客様、もしくはシステムのメイン部分の開発はC言語を使っておこない、その中にシーケンス制御も組み合わせたいといったニーズのお客様であれば、PC_PLCは非常に手頃にご利用いただけるツールです。