アプリケーションシステム動作環境

対応コンピュータ

  • PC互換システム
  • CPU IntelCPU(Pentium4,Core2Duo,Core2Quad,Atom)、またはIntel互換CPU
  • システムメモリ 128MB以上
  • ストレージ HDDまたはCF空き容量64MB以上
  • Windows XP ,Windows7 ,Embedded Standard

※INtime-SDK(開発キット)ソフトウェア、またはINtime-RT(実行キット)ソフトウェアが別途必要です

アプリケーションシステム開発環境

対応コンパイラ

  • MicrosoftVisualStudio 6.0
  • MicrosoftVisualStudio .NET2003
  • MicrosoftVisualStudio 2005
  • MicrosoftVisualStudio 2008
  • MicrosoftVisualStudio 2010
  • MicrosoftVisualStudio 2012

※インタプリター動作の場合、上記ソフトウェアは不要です


2つの実行モード

PC_PLCでは2つの実行モードをサポートしています。

1.コンパイル実行モード

  • PC_PLC-SDKでコンパイル実行モードの開発をサポートしています
  • PC_PLC-SDKPC_PLC-RT(C)PC_PLC-RT(M)PC_PLC-RT(I)で実行できます
    コンパイル実行モード.gif

    コンパイル実行モードの利点:

    • 1つの実行ファイルとなる
    • アプリケーションの配布が楽
    • ファイルサイズがコンパクト
    • 処理が高速
    • リバースエンジニアリングできない(ノウハウを隠蔽できる)

2.インタプリタ実行モード

  • PC_PLC<-SDKPC_PLC-RT(I)でインタプリタ実行モードの開発と実行をサポートしています
    インタプリタ実行モード.gif

    インタプリタ実行モードの利点:

    • 実行環境で再度ラダーの動作をカスタマイズできる
    • コンパイル実行との並列動作ができる(部分的にノウハウを隠蔽しつつカスタマイズできるシステム等に

モニタ機能

PC_PLC-RT(C)を除く全てのエディションに含まれるモニタ機能では、

  • Windows画面を使ってラダー図を見ながら信号変化を確認できる
  • 実行中のラダープログラム(コンパイル実行モード/インタプリタ実行モード)にアタッチ(接続)できる
  • 全点を確認するビットモニタ機能
  • 信号変化と時間経過を表すトレース機能
  • Ethernetを使用して別のWindowsパソコンからモニタできるPC_PLC<-RT(M)の固有機能(開発中)


PC_PLC製品のバリエーション(v2.21)

PC_PLCでは開発用ソフトウェアと、実行用ソフトウェアの大きく2つの種別をご用意しています。
またあらかじめソフトウェアと、拡張I/Oを装備したプリインストールモデルも、お客様のご要望にあわせてご提案できます。

  1. PC_PLC-SDK (開発用ソフトウェア)
  2. PC_PLC-RT(C) (実行用ソフトウェア)
  3. PC_PLC-RT(M) (実行用ソフトウェア)
  4. PC_PLC-RT(I) (実行用ソフトウェア)

製品バリエーションと機能表

カテゴリ 開発用実行用
製品名 PC_PLC-SDK PC_PLC-RT(C) PC_PLC-RT(M) PC_PLC-RT(I)
付属品 CD-ROM付属付属付属付属
ライセンスステッカー付属付属付属付属
主マニュアル付属CD収録CD収録
C言語I/Fマニュアル付属
サンプルラダープログラム付属
サンプルC言語プログラム付属
各種I/Oドライバ付属付属付属付属
編集機能ラダーエディタ可能可能
ラダーモニタ可能可能可能
I/Oの設定可能可能
I/Oドライバの開発可能
C言語ファンクションの開発可能
インタプリタ編集可能可能
コンパイル可能
実行機能コンパイル実行モード可能可能*1可能*2可能*3
インタプリタ実行モード可能可能
保守機能遠隔モニタ可能可能可能可能
対応OS*4INtime-SDK対応
INtime-RT対応対応対応
INtime-RS対応対応対応
対応コンパイラ*5VS6.0対応
VS.NET2003対応
VS2005対応
VS2008対応
VS2010対応

PC_PLCの基本仕様

表1 基本仕様

仕様項目仕様備考
制御周期1ms又は2ms,5ms,10ms
編集可能行数16384行
行内AND条件最大数8ネスト
最大入力点数4096点
最大出力点数4096点
内部リレー点数4096点
タイマー点数512点3種(1ms,10ms,100ms)
カウンタ点数512点
基本命令数24命令表2
ユーザー定義ファンクション64

表2 基本命令

命令はキーエンス社製シーケンサと互換があります

命令ニューモニックフォーマット備考
1ロードLDLD(T/C)xxxxxLD/LD_O/LD_T/LD_C
2ロードバーLDBLDB(T/C)xxxxxLDB/LDB_O/LDB_T/LDB_C
3アンドANDAND(T/C)xxxxxAND/AND_O/AND_T/AND_C
4アンドバーANDBANB(T/C)xxxxxANB\ANB_O/ANB_T/ANB_C
5オアOROR(T/C)xxxxxOR/OR_O/OR_T/OR_C
6オアバーORBORB(T/C)xxxxxORB/ORB_O/ORB_T/ORB_C
7アンドロードANDLANL
8オアロードORLORL
9アウトOUTOUTxxxxxOUT/OUT_I
10アウトバーOUBOUBxxxxxOUB/OUB_I
11セットSETSETxxxxxSET/SET_I
12リセットRESRESxxxxxRES/RES_I
13高速タイマーTMSTMHxxxx#yyyy1ms
14中速タイマーTMHTMRxxxx#yyyy10ms
15低速タイマーTMRTMRxxxx#yyyy100ms
16カウンタCCxxxxx#yyyyC
17立上り微分DIFUDIFUxxxxxDIFU/DIFU_I
18立下り微分DIFDDIFDxxxxxDIFD/DIFD_I
19ノップNOPNOPNOP
20エンドENDENDEND
21コネクトCONCONCON
22プッシュMPSMPSEAXレジスタプッシュ
23リードMRDMRDEAXレジスタポップ・プッシュ
24ポップMPPMPPEAXレジスタポップ
25ファンクションFUNCFUNCxxxxxyyyyxxxxx:0~64
26ユーザーファンクションUFUNUFUNxxxxxyyyyxxxxx:0~64

モニタ機能

PC_PLCではモニタリング機能によって、制御処理を実行中のコンピュータ上で直接ラダー図のモニタリングができます。
plcmon.jpg

I/Oの拡張

PC_PLCでは、コンピュータ向けに市販されている拡張I/Oボードを利用することができます。

sw.gif

関連情報を合わせてご参照ください。

C言語<インターフェース

PC_PLCでは、C/C++言語INtimeアプリケーション向けに、PC_PLCラダーロジックと連携を図るためのインターフェースライブラリ関数を提供しています。

関数名機能
sq_if_init ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールとのインターフェース初期化
sq_if_finish ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールとのインターフェース終了
sq_start_control ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールの制御開始
sq_stop_control ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールの制御停止
sq_set_channel( )sq_wait()で使用するチャンネルの指定(000~767)
sq_set_attrib ( )sq_set_channel()で指定したチャンネルのビット属性指定
sq_wait_enable ( )sq_wait()の実行可
sq_wait_disable ( )sq_wait()の実行不可
sq_wait ( )sq_set_channel()とsq_set_attrib()で指定した信号のイベント待機
sq_set_relay ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているローカルリレーの制御
sq_get_relay ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているローカルリレーの状態取得
sq_on_pulse ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているローカルリレーのパルス出力
sq_off_pulse ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているローカルリレーのパルス出力
sq_get_ChData ( )ローカルリレーの状態をチャンネル毎に一括取得
sq_set_ChData ( )ローカルリレーの状態をチャンネル毎に一括制御
sq_get_TimerInitVal ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているタイマの設定値取得
sq_get_TimerCountVal ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているタイマのカウンタ値取得
sq_set_TimerInitVal ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているタイマの設定値変更
sq_set_TimerAllVal ( )PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているタイマの設定値、カウンタ値変更
sq_get_CounterInitVal()PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているカウンタの初期設定値取得
sq_get_CounterCountVal ()PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているカウンタの動作カウンタ値取得
sq_set_CounterInitVal ()PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているカウンタの初期設定値変更
sq_set_CounterAllVal ()PC_PLC実行中ターゲットモジュールで使用しているカウンタの初期設定値、動作カウンタ値変更

*1 PC_PLC-RT(C)では再コンパイルできません。PC_PLC-SDKでコンパイルしたプログラムの実行ができます。
*2 PC_PLC-RT(M)では再コンパイルできません。PC_PLC-SDKでコンパイルしたプログラムの実行ができます。
*3 PC_PLC-RT(I)では再コンパイルできません。PC_PLC-SDKでコンパイルしたプログラムの実行ができます。
*4 別売です
*5 別売です